- Date: Sat 09 01, 2016
- Category: 文芸部日誌
- Tags: ---
- Response: Comment 0 ---
新年明けましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます!m(_ _)m
今年こそはキッチリ欠かさず更新していきたい手楠太郎がお送りします
正月なぞとっくに過ぎ去って後期試験が歩み寄って参りましたが私は元気です
...試験という訳でこの時期に部活があるはずもなく、他に書くネタもありませんので本の紹介にでも移りましょう
○おすすめの一冊

筒井康隆 『旅のラゴス』
北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か? 異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。
新潮者「書籍詳細:旅のラゴス」 より引用(2016年1月9日)
http://www.shinchosha.co.jp/book/117131/
さて、前回に続き比較的読みやすい本をと思いご紹介です
多数の短編から構成される連作ですので細かい時間でよみやすく、
それでいてSFとファンタジーの織り成す広大な世界観に触れられるおススメの一冊です!
ちなみにこの作者さんについてですが『時をかける少女』と同じ作者さんと言えばわかって貰えるのではないかと
ただ『時をかける少女』と『旅のラゴス』の二作品はこの作者さんの中ではかなり読みやすい作風となっていまして...
他の大半の作品は良くも悪くも癖が、強くかなり人を選びますのでその点はご注意
かなり短くなってしまいましたが、本日はこの辺で
それではまた来週!手楠太郎でした~