福文ブログ

広報委員が綴る、福大文芸部の徒然なる活動日記。

 
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名著に親しみを持つということ

ノーマッド

みなさんどうも!寒くなってきましたね、ノーマッドです!!
移ろう景色も今や!!読書ですよ読書!飯にこだわってんじゃないでしょーね!?
いっち年生(ハグリット口調)のみんなも入学して約6ヶ月、そろそろ新たな創作を始めたいという方も
いるのではないでしょうか??
ノーマッドもじわじわと頑張ってますよ!思えば私は、一年の頃は映画研究部に入部しようとしてタイミングを逸し、
1年間独学で創作を学んでいました。いやぁ大学から創作を始めてみましたが、できるもんですね、
小説を書くというのは。

この3年間、私は様々な本に触れ、創作してきましたが、創作という行為には様々ながあったように思います。
その軸とは、まぁ構成だの文体だの、アイデアだの表現力だのいろいろあるんですが、
忘れちゃならんのは感性もある ってことです。

私における感性とは、元来だれしもに備わっている、文字通り感じる心なんですが、
どうでしょ、真におもしろい作品というものには必ずその感性が乗るもんだと思いませんか??
作者なりの感じ方(言い換えれば主張)の顕れとでもいうのでしょうか、生きるためのエッセンスやうんちくなど、
やっぱり心に残るものってその部分なんですよね。小島秀夫的に言えば、MEME。




手っ取り早く創作をしたいとき、テーマはなくても小説は書こうと思えば書けてしまう。でもそのような作品が
どこか大衆的な漫画的でアニメ的で、つまりは無味無臭なのは、やはりこの感性が抜けているからなのでしょう。
いろいろな文芸部員と会った中で、
この感性という名の軸……いわば己の創作の原動力(伝えたいことと言い換えてもいい)を見つけられていない
人が多いように感じました。かくいう私も、毎日見つけられているわけではない。
しかし、日々の大衆的娯楽や、軸と呼ぶほどには育ってない若苗をまいて、育てる努力はきっちりしているのははっきり言えます。




そこで
今回は、その感性を磨くにも、原動力を得るにも、そしてまた批評力を得るにも最適のものを
紹介しようと思う。とてもとっかかりやすく、そして即効性のあるものだ。それは、

名著である

名著を進めるのには理由がある。それは客観的にその有用性や有効性が保証されており、かつ賞などを得た作品には
文学的な見地における"評価の軸"があり、その軸には構成やテーマ、当時の時代背景など、見る力つまりは批評力を
養うに足るものが込められている。
この軸を読み、解きほぐすことで、きっとあなたの作品は良くなると私は確信している。
とはいえ、名著とはある意味で過去からの手垢が付ききったもの、

現代に耐えうる評価の軸はついていても、
現代の軸で評価されたものではない


ということには注意してほしい。
どういうことかというとつまり、今同じような作品を書いても評価されないばかりか、下手をすればその作品の
二番煎じとなる可能性がある。
大事なのは名著から軸を得ていくこと にある。自分なりに、現代の私たちなりに
その軸を分析し獲得することで、私たちの作品がよりよくなるのは間違いない。
名著を読んで軸を獲得してから様々な現代の娯楽本や有名な本、あるいは単に好きな本を読めば、名著という
確固たるエッセンスから、己の軸、つまりは作家性を編み出すことがきっとできるだろう。

村上春樹の最近出た本である「職業としての小説家」という、我々文芸部や創作を目指す諸氏において
有益であるこの本の冒頭には、およそこのように書いてある。
小説を書くには文学的な素養だとかが必要であり、そのような才能を彼は「資格」として持っているのだ、と。

彼はこれを、養えるものではないというが、私は養えると思う。
名著を含め、多様な本を読むことこそが、まさしくこの資格を育てることになると私は思っている。



し か し 、
現代人は私も含め、かつてないほどに字に目を通す力がありながら、本を読むのは苦手である。
ゆえにその入り口である名著につまずいてしまう。
そこで、その点を加味して、今回は以下の番組を紹介しようと思う。

名著

NHK-Eテレ枠にて、毎週水曜日 午後10:00~10:25に放送されている、名著を紹介する番組(参考URL)である。

本番組のコンセプトは25分の番組が月4回、計100分で構成される、
①名著の内容紹介
②どういう点でこの名著は素晴らしいのか(読みどころ)

が分かる番組である。番組中にある紙芝居や朗読、アニメーションやボードにより、
本の名前すら知らない方にも、その面白さと素晴らしさが伝わるように工夫されている番組だ。
番組のMCは竹内陶子アナウンサーの大人の目から見た解釈と、伊集院光の視聴者の目線に寄った分かりやすく
かみ砕いた解釈、そして毎回のゲスト講師による詳しい解説という3人構成により、談話をしているかのような
分かりやすさでもって、きっとあなたをその本の虜にしてくれるだろう。
番組は再放送もあり、見逃しても比較的追いつきやすい。なんせ番組が25分枠だし。
私自身、大学入学から見続けて、この番組から得たものは大きい。特にフランケンシュタインの回は最高だった。

またこの番組には、4回分とボーナス的な内容をこめたNHKのテキストもあり、それはジュンク堂あるいは
地場の書店でも容易に手に入れることができる。
単純に教養として楽しめる本番組は、非常にどころか親指を立てまくってお勧めする。
ぜひ皆さんが自分の様々な軸を育てるため、継続して見てほしい。


今回はいかがでしたでしょうか?
ところどころ丁寧語が抜けてるのは熱がこもったと思って大目に見てください!
本当はみんなにこの番組を紹介するか悩みました。なんせいい創作のネタは他人に明かしたくはないものですし。
とはいえ、文芸部と読者諸氏のためならば……と今回ネタを披露させて頂いた次第であります。
ぜひね、この番組、見てみてください。そろそろ今月の分がスタート致しますので。
それではまた次回会いましょう。



才能は才能。批評とはまた別のものである。
(映画 バードマンの冒頭より)






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