福文ブログ

広報委員が綴る、福大文芸部の徒然なる活動日記。

 
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冲方丁-『黒い季節』

ノーマッド

みなさんどうも!
昼に投稿したと思っていた記事がエラーで投稿されていなかったことに
むせび泣くノーマッドです!なんてこった!全方面にすまん!

さて今日ご紹介するは
冲方丁-『黒い季節』
黒い季節

身のうちに病を飼い、未来を望まぬヤクザ「藤堂」、記憶を喪い、未来の鍵となる美少年「穂」、未来を手にせんとする男「沖」、沖と宿命で結ばれた異能の女「蛭雪」、未来を望まずにはいられぬ少年「誠」、誠と偶然で結ばれた異能の女「戊」―縁は結ばれ、賽は投げられた。世界は、未来は変わるのか?本屋大賞作家、冲方丁が若き日の情熱と才能をフル投入した、いまだかつてない異形のエンタテインメント。 amazonより抜粋


冲方丁が高校卒業の時に書いた作品で、
のちの天地明察などを書くきっかけとなる、「暦」の知識を込めて作られた作品である。
異能の力を持つ者と暗い過去を持つものを通して描かれるヒューマンドラマであり、バトル要素もある。
そもそも、私が本書を手に取ったきっかけは、この作品は第1回スニーカー大賞金賞
輝いた作品であり、受賞するにはどれほどの作品のクオリティが求められるかを知りたかったからである。


本書はのちの冲方作品ほど文章が巧妙で精緻というわけではないが、それでも群を抜いた美しい文章であり、
やくざや異能(妖怪と言ってもいい)などの暗い人物が多数登場するにもかかわらず、
複雑な人間模様とそれぞれに捧ぐ悲哀が読者の心をわしづかみにする。冲方作品にはよく「私はなんであるか」という問いがよく見つけられるが、本作にもまたそのテーマがあると思う。
総評として、
冲方の全ての遺伝子が綴られた原点であり、マイナーな作品ではあるが、決して損はせず、独特な作風に面白さを見出すだろう。
作家を目指すものならより一層価値ある一冊であるといえよう。おすすめ度をつけるなら星5中星4。



本書を読むとなるほど、やはり我々文芸部に求められているものは深くて大きいと再認識させられた。
文章、構成、イメージ、人物……こだわれるところはいくつもある。
次回の記事ではせっかくだから、もう少し書くための良書や学ぶ姿勢、ついでにアベンジャーズことMARVEL作品の
視聴チャートを作ろうと思う。
ん?最後のは関係ない?ノンノン、ヒーローを書きたいと思うなら、よりたくさんのヒーローを学ぶ必要は大いにあるぞ!
これから見ようという人たちの敷居を少しでも下げていこうと思う次第である。

ではまた、次回の土曜日に。



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