福文ブログ

広報委員が綴る、福大文芸部の徒然なる活動日記。

 
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川端康成-伊豆の踊子」 追記有り

ノーマッド

みなさんどうもノーマッドです!
……実は高熱で死んでる真っ最中……
この時期体調崩しやすいのは仕方ないけど、やっぱりつらいですね……
当分は薬飲んで安静ですね……


まずは告知を
『文芸夏祭り~言葉で綴る、その想い~』
・日程:6月22日(月)〜6月26日(金)
・時間:10:00〜16:00
・場所:友朋会館5階フォートスタジオ
・展示企画 想いの屋台
       咲かせ会話の打ち上げ花火
       書評しおり
       三題噺
       学文祭小説集
       学文祭詩集
       部員紹介


福大で行われている、文系のためだけの文化祭といったもので、その一環として
夏祭りをテーマにした作品をお届けします!
新作多数ですので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね!




さて、今回紹介するのは
川端康成-「伊豆の踊子」
伊豆の踊子

旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かける。途中、旅芸人の一団と出会い、そのなかの踊子に、心をひかれてゆく。清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児意識の強い主人公の心がほぐれるさまは、清冽さが漂う美しい青春の一瞬……。ほかに『禽獣』など3編を収録。巻末の三島由紀夫による「解説」は、川端文学の主題と本質についてするどく論じている。
紅葉の美しい、秋の伊豆を旅する学生が出会った、ひとりの踊り子。いっしょに旅をしながら、学生はまだ少女のあどけなさを残した、かれんな踊り子に次第に心ひかれていく。不朽の名作をアニメとやさしい文章で物語る。

著者について
(1899-1972) 大阪生まれ 1921年、第六次『新思潮』を創刊。1927年、短篇集『伊豆の踊子』(金星堂)を刊行。1937年、『雪国』(創元社)を刊行。 1948年、ペンクラブ第四代会長に就任。1952年、『千羽鶴』刊行(筑摩書房)、芸術院賞をうける。翌年、芸術院会員となる。 1961年、文化勲章を受賞。1962年、『眠れる美女』で毎日出版文化賞を受賞。 1968年、ノーベル文学賞受賞 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 【amazonより抜粋】

ずっと家にあったんですが、先日ようやく読み終えました。
今日はちょっぴりの解説で……
若くして両親や姉をなくした川端自身の「この世との和解」が顕れているのが本作のタイトルになっている伊豆の踊子であり、
その他にも「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」の作品と三島由紀夫と竹西寛子という人の解説が入っています。
川端初期のこの作品からすでに彼独特の語りや表現が見られ、改めて「雪国」と照らしてみても面白いです。



感想としましては、
「抒情歌」「禽獣」が読みやすいのではないでしょうか。
川端の詩的な表現と色合いがにじみ出つつも、テーマのようなものが見えるからです。
この2作、抒情歌のほうはある霊感の強い女が恋人に捨てられて、その人の死を知り、抒情歌の中に思いを託したものであり、
この抒情歌を読んでいく過程で女の思いを辿っていくところに面白味があり、
「禽獣」はある女と自分の飼う鳥への双方への悲哀が織りなす心象がテーマとなっており、はじめは別々のものだったのが
次第に似たものを持っていた、なんていう物語で、非常に引き込まれます。

一方「伊豆の踊子」と「温泉宿」は川端のバックグラウンドを知っていなければ味わい尽くすことができず、
ただただ描写が上手いなぁそうなんだぁとなりがちであり、あまり今の我々には引っかかるものはないかも?
と個人的には思います。あくまで個人的には、です。
とはいえ川端のことを知るには、感じ取るには良いものであり、そういう人にはこちらもお勧めします。

読んでう~んとうなったあなたには巻末の三島の解説が大きな手掛かりになるでしょう、
彼の執筆経緯や長所が掴みやすくなり、これだけ読んでもいいと思えるほど素晴らしいです。
個人的には川端作品が好きなので、今後もいろいろ読んでいこうと思います。
さて、そろそろまた具合が……なので安静しときます、

以上ノーマッドがご紹介いたしました。



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