- Date: Tue 26 05, 2015
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合評会
こんばんは、真綿です。
今日はなんと1、2時限目が連続で休講になりました。講義は午後から。思う存分寝坊をしました。なんてらだらしない。
言い訳をさせてもらいますと、学文祭冊子用の作品の締切が今日までだったんです。月曜の夜中、なかなか終わらない小説を完成させるため、夜更かしをしなければならなかったのです。おかげさまでなんとか完成させることができました。休講バンザイ。
さて、本日の活動は合評会でした。
前回の合評会では三年生の作品を扱いましたが、今回は二年生の作品です。
合評会というのは、自作を他の部員全員に読んでもらって、自作の解説をしたり、他部員の自作に対する質問や意見を受けたりするという、なんとも嬉し恥ずかしなイベントなのです。
今回も前回同様、詩と小説それぞれ一作品ずつをやりました。どちらにおいても質疑応答の時間は盛り上がりましたね。合評会だと毎回そうですが。
他部員の作品に触れるのはやっぱり楽しいです。
以上真綿でした。
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- Date: Tue 26 05, 2015
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小説という名の処方箋

こんばんは!
いやあ最近どんどん暑くなっていますね
なんかこう気温が高くなると疲れてしまいます……
こんな微妙な時こそ体調管理には気を付けねば、です
というわけで、今回はその体調管理にちなんだ小説を紹介!
中島たい子 『漢方小説』

以前紹介した『ぐるぐる七福神』と同じ作者です。
今回の小説も、普通は知らない知識満載です。
読んで思わずへぇ~っと言ってしまうような。
中島たい子さんは、こういったマイナー知識を生かした小説を書くのが得意なようです。
スゴイのは、ただ単に知識をひけらかす本に終わっていないところなんですよね。
~あらすじ~
主人公の川波みのりは元カレが結婚すると知った日、突然謎の震えに襲われる。
仕方なく自分で救急車を呼び、病院へ連れていかれた彼女に待っていたのは『特に異常なし』という言葉。
いろいろな病院を彷徨い、遂に出会ったのは未知の存在「東洋医学」。
その独自の視点に戸惑いながらも、彼女は自分の心へも向き合っていく。
「ぐるぐる七福神」の時もそうだったのですが、少し疲れた時に読むといい小説なんですよね。
それこそ処方箋のようなお話です。
簡単に言ってしまうと、傷ついた主人公が再生していく話です。
これだけ聞くと単純です。
でも、時に私たちは、単純なストーリーに救われるものです。
そこには純粋に、私たちが求める幸せがありますから。
まあもちろん中島たい子さんはそのパッと見単純になりすぎそうなストーリーを
読者を楽しませるようなものに作り上げているのですが。
今回紹介した「漢方小説」。
ちょっと心の疲れを取り除くために、読んでみてはいかかでしょうか。
ではでは、今回「漢方小説」を紹介したくせに漢方は苦手な猫又でした!!