- Date: Tue 19 05, 2015
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読書会

こんばんは、真綿です。
昨日は雨が降ったこともありやたら寒かったので、今日はあったかくしていこうと家をるとお日様の輝きの強い事強い事。どうしてこの季節って気温がころころ変わるんでしょう。体調管理に失敗して風邪をひきそうです。
さて、今日の活動は読書会を行いました。
読んだ作品はホルヘ・ルイス・ボルヘスという作家の「円環の廃墟」という作品。
僕はこの作家を今まで知らなかったのですが、なんでもアルゼンチンの作家さんで、主に詩や短編小説を書いていたとか。代表作には「伝奇集」「エル・アレフ」などがあるそうです。いやあ、まったく知らなかった。
この「円環の廃墟」という作品なんですが、ジャンルとしては幻想小説というものに含まれるらしいです。僕はあんまり触れてこなかったジャンルです。内容としては、一人の男が夢の中から人間の創造をしようとする、というものでした。
一度読んでみると、難しい、と言いますか、ぶっちゃけ、訳わからん。でも精読して内容について深く考えると楽しくなってくる、そんな作品でした。それに文章が実に巧妙で、もうそれだけで面白い。作者が詩人としても活動していたというだけあって、言葉のセンスが良いんでしょうね。
以上真綿でした。皆さん体調にはお気をつけて。
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- Date: Tue 19 05, 2015
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執筆に向けて第一歩を踏み出すための一冊

こんばんは!
一日がもっと長ければいいのにと本気で願っている猫又です。
ところで今週の金曜日に福大文芸部の部員にとってはある意味恐ろしい活動がやってきますね。
そう。
毎度お馴染み推敲会です(^o^)/
今回は新入生も加わった初めての推敲会になります。
皆さんの作品の進行度はどうでしょうか。
早い人はもうほぼ完成させているのでしょうか?
それとも猫又のようにまだ一文字も書けていないのでしょうか?
……自分で言って悲しくなりました。
まあ、今回は初めて小説を書く人にも、
今まで結構書いてきたけど初心に帰りてえっていう人にもおすすめの本を紹介します!
沖方丁 『[沖方式]ストーリー創作塾』

この本を推したい第一の理由がですね……
難しいこととかごちゃごちゃ書かれていなくて非常に分かりやすい!
という点です。
小説を書く上での技法とかそういうものはあまり書かれていません。
どちらかというと、執筆する以前の作業、「アイデアを形にしていく」という部分に重きが置かれています。
設定の決め方、プロットの書き方……そういったものが沖方氏の実例を元に紹介されています。
その実例も、ここまで載せるか!ってぐらいに大量に載っています。
やっぱりたくさん例があるとこちらも理解しやすいですよね。
まあこの本は、既に自分のやり方が確立してる人は読まなくていいと思います。
しかし!
「なんかアイデアはおぼろげにあるけど、ここからどうしたらいいのか分からない!」
という人や
「どうしよう! 自分、なんか迷走してるわ」
なんて人はぜひ読むといいと思います。
読むとなんだか創作意欲がむくむくと湧いてきます。
あと、最後のコーナー『こんな風に言われたのですが』は、創作に悩んでいる人はぜひぜひ読んでください!
内容は、「感情移入できない」、「意外性がないよ」等々、
小説を書く人ならば一度はぶつかる壁への作者の解答コーナーです。
その解答は、今まで作品を書いてきた人には当たり前のことかもしれません。
でも改めて文字で読むことで、頭の中でもやもやしていたものがすっきり整理されるかもしれませんよ。
今回はここまで!
さて、猫又は推敲会までに無事作品を書き終えることができるのだろうか!?(できないと困る)
ではでは、猫又でした‼