- Date: Tue 12 05, 2015
- Category: 文芸部日誌
- Tags: ---
- Response: Comment 0 ---
疲れる日々に癒しの小説を

こんばんは!GWをほぼ無駄に過ごした気がする猫又です……。
先週は二日しか授業に行かなかったのに、今週から一週間フルで授業があるって何だか疲れますよね(心が……)
そんなあなたにおススメしたい、心がほっこりする小説を紹介します!
中島たい子 『ぐるぐる七福神』

~あらすじ~
恋人もおらず、趣味もなく、冴えない日々を送る船山のぞみ32才。
ある日元カレがインドで死亡したことを人づてに聞き、彼の死は自分のせいではないかと思い込む。
彼女は自分が関わり、他人に影響を及ぼすことを恐れるようになってしまう。
そんな落ち込む日々を送っていた彼女は、ある日入院した祖母の家でご朱印の書かれた色紙を見つける。
七福神のご朱印が揃うはずの色紙にはなぜか六つの神までしか載っていない。
のぞみは祖母の回復を祈って、欠けているご朱印を手に入れるために七福神めぐりをはじめる。
やがて彼女の周りで変化が起き始めるが……。
まずタイトルがいいですよね。ぐるぐる七福神。
もう私、タイトルだけで読もうって決めましたもん。
この小説はタイトルの通り、主人公がぐるぐると七福神を巡るお話です。
元気をもらいたくて読んでもよし!七福神を知りたくて読んでもよし!
(ご利益を得たくて読んでもよし!)
主人公のように悩んでいるあなたは、ちょっとだけ前を向けるかも。
知識を得たいあなたは、ちょっとだけ七福神に詳しくなれるかも。
とにかくいろんな読み方ができる小説です。
短めのお話なので、ちょっとした癒しにおススメです!
小説って深く考えさせられるものから、純粋に楽しめるものまでいろいろありますよね。
疲れた時に一服……ではなく一冊癒しの小説を用意しておくのはどうでしょうか?
少しかもしれませんがきっとあなたの心を軽くしてくれるはずですよ!
ではでは、常に癒しの文庫本を抱えつつ、学校へと通う猫又でした~。
スポンサーサイト